エアコンのドレンホース
エアコンの室内機で発生した水を室外に排出するホースを「ドレンホース」と言います。長く使用しているとドレンホース内にゴミなどが溜まり、水漏れの原因になるため定期的に清掃を行いましょう。
エアコンの室外機の近くにある、先端に穴が開いたジャバラ状のホースがドレンホースです。
ドレンホースクリーナー ホームセンターやインターネットにてご購入できます。
ドレンホースクリーナーの先端にドレンホースを接続し、ハンドルを奥までしっかり差し込みます。 根元まで差し込んだ後は、勢いよくハンドルを引きます。押す、引く、の作業を繰り返すことで、溜まっていた汚れや水を排出させることができます。
管の大きさが異なる場合は、ビニールテープを巻くか、つまり取りソケット（真空ポンプ用）を使うと便利です。
ポンプ本体を片方の手で押さえながらハンドルを引くようにしてください。
ドレンホースクリーナーを使用した後は、クリーナーの内部にヘドロなどの汚れが溜まっているので、きちんときれいにしてから保管しましょう。
床下エアコンのドレン先端の防虫対策について、注意点を押さえておきましょう。
・防虫キャップ
市販の防虫キャップは、ゴミ詰まりの原因になることがあるので使用は控えましょう。
どうしても使用する場合は、定期的に、冷房使用前にドレンホースと防虫キャップをきちんと清掃しましょう。・排水ネット
キッチンの排水ネットを代用する場合も注意が必要です。
隙間なく取り付けるとゴミ詰まりの原因になります・防虫対策としてキッチンの排水用ネットを取り付ける際は以下のように行いましょう。
隙間なく取り付けるとゴミ詰まりの原因になるので、袋状にしてゴミが溜まる余地を作りましょう。
年に1度は冷房使用前にネットのゴミ詰まりや破れをチェックし、不具合があれば交換をしましょう。これらの対策は、床下エアコンのドレンホースのゴミ詰まりを防ぐために重要です。
ゴミ詰まりが起こると、排水が逆流して水漏れが発生し、床下が水浸しになる可能性があります。
被害が気づかないうちに拡大する恐れもあるので、特に冷房使用時は定期的に床下エアコンの下部を点検し、水漏れがないか確認をしましょう。こまめな点検と適切な対策で、エアコンのトラブルを未然に防ぎましょう。