2023.06.22
こんにちは。
イノベーションラボハチです。
先日2年ぶりくらいに登山しました。
山登りが好きで移住してきたのにサボりすぎです。
さて、二年ぶり、復帰1座目。
もうなまりきっているので体力には自信がない。
けれど展望の良い山に行きたい。
ついでに、登山口駐車場までのアクセスが悪く険しい山道は嫌だ。
そんなワガママをすべて穏やかに包み込んでくれる山がありました。
それは
小諸市のシンボル「浅間山」
の、
隣の
「黒斑山」
です!
「くろふやま」と呼びます。
標高は2,404m。
浅間山の第一外輪山で、約5万年前には高さ2800~2900mの美しい円錐形をしていました。
約3万年前の爆発によって、現在のような半円形の断崖になったといわれています。
(山と溪谷オンラインより引用)
お隣の浅間山は活火山で、このところずっと
噴火警戒レベル2(立入禁止)になっています。
警戒レベルが1になれば、黒斑山~浅間山を縦走したりできますが
なかなかレベル1にならず。
手の届かぬ人(山)になってしまった浅間山を横目に眺めながら
なおかつ中央・南・北アルプスまでぐるりと見渡せて
天気が良ければ富士山まで見えてしまう。
欲張りなハイカーにぴったりの黒斑山。
登山口付近の高峰高原ビジターセンターの駐車場は小諸I.Cから車で約25分。
山道ではあるが道幅は広く運転しやすい。
駐車場からすぐの場所に公衆トイレあり。
(黒斑山は登山道途中にトイレがないので必ず立ち寄りましょう)
今回は復帰1座目なので
山行ルートはこんな感じでゆるりと。
▲山と溪谷オンラインでは、コースタイム計算機能付きの地図があるので
計画表・行動表立てるのに便利!
事前準備に大変おすすめです。
朝8時登山開始~
のんびり休憩はさみながら~
15時頃には下山完了する
ほぼピストンコースを計画しました。
もう少し先の「Jバンド」まで行くと、
黒斑山と浅間山の麓まで降りて
再度「草すべり」と呼ばれる急登を登る
ハードモードコースもありますが
今回は草すべりは完全スルーです。
ルート確認OK・火山警戒レベルOK!
ってことで出発します。
まずは山の神にご挨拶。
一日安全に過ごせますように。
今回は4人で行動。
だいたい登山道って細い道なのでRPG形式で歩きます。
(ざっざっざっ)
歩く順番って何でも良さそうですが
実は順番も大切です。
先頭はサブリーダー
二番手は一番体力がない人や初心者
中間には中堅どころ
最後尾にはリーダー
が歩くのが基本と言われています。
先頭のサブリーダーは後ろの人の様子を見ながら
全体のペースをつくる役割があります。
また、歩きやすい道や、道迷いのないよう
ルートファインディングしながらなので
割りと気遣いが必要です。
最後尾は登山経験の豊富なリーダー。
チームと周りの様子を見てフォローしながら歩く
重要なポジションです。
間違っても、初心者や体力のない人を最後尾にしないようにしましょう。
いつの間にか置いてきてしまった!なんてこともあり得ます。
ルートファインディングは下手ですが
個人的には景色の良い一番先頭が好きです。
というかソロ登山が多かったので先頭に慣れています。
ワタシたちは登山経験度が同じくらいの4人で行動したので
そのへんは、ぐるぐると順番変わりつつ、
話題もぐるぐる変わりつつ。
ゆるゆると登っていきます。
登山道には避難シェルターがありました。
火山地帯ならではですね。
7割がた登ったところでようやく
風景が開けて浅間山こんにちは。
ここからは稜線歩き、ほどなくすると
トーミの頭に到着。
ここはアサマ映えスポットです。
ぐおーんとそびえています。
山に来るといつも思うのですが、
写真だと高度感とか距離感とか遠近感とか見えてこないです。
やっぱり、目の前で見るのが一番。
そして無事黒斑山山頂をゲット。
黒斑山山頂は狭いので、
縦走して蛇骨岳に向かいます。
蛇骨岳の山頂は付近は割と広々しているので
ここで1時間ほどご褒美(休憩)タイム。
ラーメンと
おやつとコーヒー
きれいに晴れていただけに
非常に暑い。
じりじりと照りつける太陽…
そして時期的に羽虫がたくさんいたので
食べるもの食べたら出発しました。
帰りは森の中を下るコースで下山。
行きと帰りで微妙に違う雰囲気を味わえてよき。
今回の活動データは
行動時間:約6時間(休憩含む)
移動距離:7.4km
獲得標高(登った高低差):574m
筋肉痛:翌日・翌々日
でした。
日々ほぼ室内でデスクワークですが
屋外で体を思いっきり動かすって気持ちが良いですね。
また絶対行く!と心に決めたのでした。