2023.12.04
第1回 平屋に住みたい!
~映画『ア・ゴースト・ストーリー』(2018)
こんにちは、イノベーションラボのヤマグチです。
静岡生まれ、京都・東京を経てここ信州へ。
信州歴1年の新入社員でございます。
趣味は映画鑑賞、読書、土いじり。
最近はニンジンのヘタから芽を生やすのにハマってます(ほっとけば出てきます)。
このブログについて
映画が大好きなヤマグチが、
映画に登場する「住まい」についてツラツラ語っていこうというものです。
さらりと読んでいただけたらうれしいです。
平屋へのあこがれの話
さて、今回のテーマは「平屋」。
ワンフロアで生活が完結するラクさがしばしばメリットとして取り上げられますね。
近年、若い人たちを中心に平屋人気がじわじわと上昇しているとのウワサも!
私は平屋へのあこがれがすごくあるのですが、みなさんはいかがでしょうか。
秘密基地を作ったり、家の中ですのこの小屋を建てたり、なにかと籠るのが好きだった幼少期。
コンパクトな空間の中にあれこれ詰め込んだ「自分だけの小さなおうち」への憧れはそのころから始まっていたのでした。
映画『ア・ゴースト・ストーリー』の話
みなさんこの映画ご存じでしょうか。
『ア・ゴースト・ストーリー』。
(画像:amazon prime)
まずは予告編を。
監督 デビッド・ロウリー
出演 ケイシー・アフレック
ルーニー・マーラ
2017年製作/92分/G/アメリカ
原題:A Ghost Story
配給:パルコ
劇場公開日:2018年11月17日
ちょっと不穏な予告編ですね。
あまり予告編では物語が理解できないのですが、これは最高のロマンス映画でもあると思います。
※幽霊はまったく怖くないタイプの映画です
幽霊となった男が残された妻を見守る切ない姿を描いたファンタジードラマ。
田舎町の一軒家で若い夫婦が幸せに暮らしていたが、ある日夫が交通事故に遭い、突然の死を迎える。(映画.com)
死んだ夫が「家」の地縛霊になってしまうことから始まる物語で、この映画のもうひとりの主人公は「家」ともいえます。
登場する家について
決して新しくはない、ちょっと古めかしい平屋。
庭も大きくて、広大な土地もを持つアメリカならではの住まいという感じがしますねー。
いいな~。
窓の向こうに緑が見える家。これは理想形。
ダイニングとリビング、その先にあるのは・・・トイレですね(開いてる)。
丸テーブルにかけられたテーブルクロス、かごのようなランプシェード、リビングの絨毯、、インテリアがとにかくツボ!です。
この映画を観て思うことは、
たとえこの世からいなくなったとしても
「家」は私たちそれぞれののささやかな歴史が存在し続ける場所であり、
時として「家」という物質を超えてその小さな歴史はありつづけるということです。
あたりまえのことだけど、映画を観て改めて実感しますね!
みなさんの感想も聞いてみたいです。どこかで教えてくださいませ。
(画像:(C)2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.)
おまけ
アメリカの平屋と日本の平屋、比較するとこんな感じ。
(画像:物件ファン)
(画像:Properstar)
床面積が大きいのは言わずもがなですが、
アメリカの住まいには玄関や廊下がほとんどない、という特徴があるそうです。
たしかに映画を観てると、玄関ドアを開けて⇒廊下を通って⇒リビングという動線ではなく、
開けたらすぐリビングですよね。(なぜか今パッと浮かんだのは『Breaking Bad』でした)
「靴を脱ぐ習慣がないから」という理由や「車社会でガレージが玄関代わりになっているから」という理由があるようです。
なるほどなぁ。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
サンプロでは、これまで多くの平屋を手がけております。
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