2025.04.24
皆さんこんにちは
サンプロ イノベーションラボのスワです。
今年も長野県を代表する美容イベント、
「ナガノコレクション」の季節がやってきました!
弊社サンプロで冠協賛をしているナガノコレクションですが、
今年は記念すべき10回目の開催になります!
そんなナガコレに第1回目から携わり、
今回、実行委員長を務められている水谷優香さん(美容室さんぼ)へ、
10回目を迎えるナガノコレクションへの想いをお聞きしました。
▲2025年 ナガノコレクション実行委員長 水谷優香さま
水谷さんがナガコレに携わるようになったきっかけを教えてください。
ナガコレって、最初は私を含めた5人から始まったんですよ。
長野市の美容室 ALPHA SALIDAの杉山さんとのご縁をきっかけに、最初期からこのプロジェクトに関わってきました。
杉山さんは、美容師業界でもあこがれの存在で、
誘ってもらった瞬間、「そんな、私、仲間に入れてもらえるんですね!?やった〜!」って感じでした(笑)
当時は他の美容室さんとのつながりがまったくなかったので、声をかけてもらえたことが本当にうれしくて、
「何をやるか」よりも「誘っていただけたことの喜び」が最初のナガコレ参加の動機でした。
そこから、ナガコレの熱い想いに共感し、今日まで続いています。
▼美容室「ALPHA」社長 杉山一真さん
杉山さんは、24歳で原宿の大手美容室の店長に就任。
その後、パリやロンドンで開催される世界大会に日本代表として出場するなど、
国際的な舞台でも活躍された、「ナガノコレクション(ナガコレ)」の発起人です。
水谷さんも長年、ナガコレの繁栄に尽力されてきたんですね。
今までも実行委員長を務められたことがあるんですか?
実は、初期メンバー5人の中で私が唯一、まだ委員長をやっていなかったんです。
リーダーシップとか、まとめ役っていうのが全然向いてないと思っていて、
実行委員長っていうのも、正直すごく苦手なタイプで…。
でも、初期メンバーのうち4人はすでに経験していて、“そろそろ水谷さんじゃない?”って空気になって(笑)。
「私じゃないほうが…」と思いつつ、周りが「支えるから大丈夫!」って声をかけてくれて。思い切って引き受けました。
不安もありながら、ここまで実行委員長として進めてこられたのは、
何より初期メンバーを含む皆さんの支えがあってとのことでした。
そんな水谷さんへ、今回のナガコレ2025のコンセプトを聞いてみました。
ナガコレは毎年異なったテーマで開催していると思います。
記念すべき10回目のナガコレですが、今年はどんなテーマで開催するのでしょうか?
今年は10回目のナガコレなので、ちょっと特別にしたいなって思ったんですよね。
そこで考えたテーマは「お祭り」。
もう、みんながワクワクして、関わる人みんなが楽しめる空間にしたいなって。
そして実行委員長を初めて務める私自身もそうですけど、
ナガコレって、美容師の方、モデルの方、そして地域の方にとっての“挑戦の場”でもあると思うんです。
だから、参加してくれる人たちが、大きくても小さくても「何かに挑戦する」っていう気持ちを持ってもらえたら嬉しいなって思っています。
「お祭り」と「挑戦」というキーワードが出てきましたが、
具体的にどのようなプログラムを考えられているのでしょうか?
1つ目の「挑戦」として、
今回のライブヘアパフォーマンスは”浴衣”でのパフォーマンスを考えています。
ライブヘアパフォーマンスとは?
モデルのヘアアレンジをその場で披露するパフォーマンスです。
着物を着たモデルが練り歩いたり、プロモデルがウォーキングしたりするイベントで、長野市街地を華やかに彩ります。
以前は振袖だったんですが、5月の屋外で着るのってすごく大変で…。
モデルさんが体調を崩しちゃうこともあったし、
新人の美容師さんにとっても「振袖」ってなると、構えちゃうというか、緊張しすぎてしまう部分もあるので。
でも浴衣なら、気軽に「私もやってみたい!」って思える。
表現の幅も広がるし、ベテランさんは個性的にアレンジしてもいいし、シンプルでもいい。十人十色でいいんです。
まず、参加する美容師さんが、「普段の仕事以外の技術やアイディアを発揮できそう!」と思える。
そして自分の個性を存分に発揮していただけたら、チャレンジや夢を叶える素晴らしい場になると思います。
美容師の水谷さんならではの視点ですね。
「信州で多彩な表現者を増やしたい」という、水谷さんの強い想いを感じます。
もう一つの「挑戦」が、越ちひろさん&鶴田さんとのコラボステージです。
第1回目のナガコレ 2015の様子です。
写真左の白色の振袖を、越ちひろさんに描いていただき、
実行委員長の水谷さんがヘアメイクを担当しました。
そして、その越ちひろさんとのコラボに、なぜデザイナーの鶴田能史さんをお呼びしたかというと、鶴田さんの考えるデザイナーとしての考え方に共感したからなんです。
鶴田さんは、「誰もがファッションを楽しめる社会を作りたい」っていう想いで衣装を作っている方で、
性別や体型、障がいのあるなしに関係なく、全員が“おしゃれを楽しめる”ように服を作っているんです。
私はその考えにすごく共感して、「ぜひナガコレに出てほしい!」ってお願いしました。
コラボステージでの衣装にも、鶴田さんの想いが込められているのでしょうか?
ステージの内容は当日のお楽しみしたいので、あまり詳しくお話しできませんが、
今回のコラボステージでは、プラスサイズのプロモデルに加え、
車椅子の方や障がいのある方など、計5名のモデルに登場いただき、
それぞれに似合った衣装を着てウォーキングします。
そのあと、鶴田さんのデザインで作っていただいた白衣装に、
越さんがライブペイントをし、その衣装をモデル全員で着ます。
誰もが主役になれる、そんな“お祭り”が始まるコラボステージです!
車椅子の方も、機能的でオシャレに、笑顔でランウェイを歩ける。
“一般的なイメージのモデル”という考えを、今回のナガコレでは壊したいと思っています。
まさに、だれもが嬉しく、楽しくおしゃれに、お祭り気分を味わえるステージになりそうですね!
ここまで、第10回目のナガコレが目指す姿と、水谷さんの熱い想いをお聞きしました。
このビジョンを追い求めるにあたって、相当な苦労もあったのではないでしょうか?
今までのナガコレでは、プロモデルの係りとか、そのヘアスタイルを考えるとか、コーディネートを考えるとか、
そういう自分のできる立場のところばっかりやらせてもらってたので、
実行委員長という役割自体が、私にとっての大きな「挑戦」です。
今までは表現者の一人だったので、
「実行委員長がきっとこういうことをやるんだろうな」というのも分かっていませんでした。
という中で、今回のイベント内容を考えたのはいいものの、
運営に関わる方とのやりとりや全体の把握など、すべてが苦労ですかね。
コンセプトを決めて、それをコラボしていただく越さん・鶴田さんにしっかり趣旨を伝えるのも大変ですし、会議とかもいっぱいあるし。
皆さんに挨拶文出したりとか、本当にわからないところを一つ一つこなして、自分自身もチャレンジして関わっているなと感じます。
今日はお忙しいところ、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
最後に、「ナガコレ2025」を訪れた方にどんなことを感じてほしいか、教えてください。
うちの「美容室 さんぼ」のコンセプトも、“老若男女みんなさんぼ仲間”なんです。
歳を取ったから夢がないとかそんなんじゃなくて、
老若男女みんな、年齢に関係なく誰もが夢をもって輝ける世界観を広げたい。
「お祭り」というコンセプトを聞くと、ただド派手に!って思うかもしれませんが、
今回のコラボステージで多彩なモデルの方にも登場していただくのは、そういった意味があります。
通りすがりの人も、初めて見る人も、
「なんかすごい!」と思って足を止めてくれたら、それだけで意味がある。
年齢や性別や国籍に関係なく、「私も輝きたい!」「美容師になりたい!」って思ってもらえたら嬉しいです。
ナガコレを通して、「信州っていいな」「ファッションって楽しいな」「なんか私もやってみたいな」って、そんなふうに感じてもらえたら最高ですね。
ナガコレの原点には、「若者に長野の良さを感じてもらい、憧れも希望も夢も持てるように」という想いがあります。
節目の第10回を迎えるナガコレは、そんな今までの想いに加え、
「誰もが参加できるファッションの場」として、より広く・やさしく・楽しく進化していく。
そして、水谷さんの挑戦が、その未来へとつながる一歩になっている。
そんなビジョンを感じました。
皆さんぜひ、今までにないナガコレの”お祭り気分”を味わいに来てください!
ナガコレ2025の開催は、
2025年5月5日(月・祝)12:00~15:30の予定となります。
会場は、長野市の中央通り付近・セントラルスクエアでの開催です。
ナガコレの詳細については下記公式ホームページからご覧ください。
http://naganocollection.com/
参加されているサロンさんの一覧はこちら
取材協力 :美容室さんぼ 水谷 優香さま
執筆・編集:株式会社サンプロ スワ
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