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【信州の冬の風物詩】野沢菜漬けづくり体験記

2023.12.21

こんにちは!11月から新たにサンプロメンバーに加わりました、オガケンです!

これからよろしくお願いいたします!

1年が経つのは早いもので今年も残すところあと10日となりました。

12月の信州は毎日のように最低気温が0度を下回り、高気密・高断熱の温かい屋内で過ごしたい欲がMAXです。


さて、話は変わりますが、信州の食べ物といえば、皆さん何を思い浮かべるでしょうか。

「そば」や「おやき」と並んで信州の食卓(特に冬!)に欠かせないのが、そう「野沢菜漬け」です。

 

その名の通り、北信の野沢温泉が発祥のお漬物ですが、今や長野県全域で冬の定番お漬物として欠かせない食材になっています。

 

野沢菜は9月に種を撒き、大きなもので1メートルにもなるそうです。

収穫は11月に迎えますが、野沢菜は霜が当たると甘く柔らかくなるため、寒くなるのを待ってから取り入れ作業が行われます。

(11月中旬くらいから県内のスーパーでも野沢菜がたくさん並びます!)

 

オガケンの実家でも昔から野沢菜漬けを作っていて、今回初めて(今更!)野沢菜漬けの仕込み作業、

通称「お菜洗い」を体験してきましたのでレポートしていきたいと思います!


まずは長野市のお隣小川村の農家さんへ新鮮な野沢菜を買い付けに。

サムネイル写真はその野沢菜畑です!目の前いっぱいに大きく育った野沢菜が広がります。

5キロの束を計8束。すごい量です。


早速作業開始!

有機栽培なのでまずは虫食い部分や傷んでいる部分を丁寧にカットしていきます。

カットしたら、漬け汁がしっかり染み込むように、根本部分に十字の切込みを入れていきます。

こんな感じ。


下処理が終わったら、いよいよお菜洗い作業です!

このお手製洗い桶で2段階に分けて洗っていきます。

まずは筆を使って泥や小さい虫などを優しくキレイに落としていきます。

筆を使うのは祖母オリジナルみたいです笑

そして隣の桶に移動し、きれいなお湯で仕上げにジャバジャバ。

ちなみに、野沢温泉地域では温泉を使って洗うようですが、長野市の実家では風呂場からホースを繋いでお湯を出しています

洗い終わったらキレイに並べて水気をとっていきます。

 

 

互い違いにきれいに並べて漬け樽にイン!

あとは祖母直伝の特性漬け汁で漬け込むだけ

一般的に鮮やかな緑が印象的な塩漬けが多いですが、オガケン実家では醤油漬けが定番です。

最後に重しを載せたらお菜洗いは終了です!

これで約1~2週間ほど寝かせたら食べ頃になります。


そして、出来上がりがこちら!

約5㎝間隔でカットするのが一番美味しいようです。この美しい断面!!

信州ではお茶請けとしても野沢菜漬けが定番で、冬の時期はどこのお宅に行っても

野沢菜漬けを出していただくことが多いです。

 

今年は自分で仕込んだこともあり、例年よりもたくさん食べてしまいそうです!

ぜひ信州へお越しの際は、野沢菜漬けの食べ比べを楽しんでみてくださいね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さま、良いお年をお迎えください!

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