2024.11.29
こんにちは。
イノベーションラボ ハチです。
もう山は上の方から徐々に雪がついてきましたね。
もうすぐ冬山シーズンが始まりますが
ときはすこし戻って9月に登った夏山、蓼科山の紹介です。
蓼科山は日本百名山のうちの1座で、
八ヶ岳連峰の一角に位置する
標高2,530メートルの山です。
長野県と山梨県の県境に近い場所にあり
山頂からは、雄大な八ヶ岳連峰や浅間山
北アルプスなどの眺望を楽しむことができます。
八ヶ岳連峰は、一般的に南八ヶ岳と北八ヶ岳に分けられます。
ー 南八ヶ岳
赤岳(2,899m)、横岳(2,829m)、硫黄岳(2,760m)などの
岩峰が集中するエリアで、岩稜や急峻な地形が特徴です。
ー 北八ヶ岳
編笠山(2,549m)、茶臼山(2,382m)、蓼科山(2,530m)などの
比較的なだらかな地形で、森林に覆われた山々が特徴です。
南八ヶ岳は数回縦走したことがあるので、
比較的なだらかな地形の北八ヶ岳は余裕だと思っていました。
しかし、南八ヶ岳を縦走したのは
体力にも余裕があった数年前。
甘く見ていたわけではないですが、
今回北八ヶ岳の洗礼を受けることになりました。
蓼科山は八ヶ岳初心者入門として有名ですが
あくまで「八ヶ岳入門」の山であって
「初心者向け」の山ではありません。(個人の感想です)
岩場あり、ザレ場※あり、急登あり。
(※小~中くらいの石がゴロゴロしている登山道)
ある程度登山経験と体力を積んでから
八ヶ岳にチャレンジしたい!という方向けの
お山だと思います。
前置きが長くなりましたが
今回のコースはコチラ。
御泉水自然園から蓼科山までのピストンルート。
蓼科山登山口の付近には2個所駐車スペースがあります。
ひとつは蓼科山七合目(登山口近く)
もうひとつは少し手前の御泉水自然園(有料 1400円@1日)です。
無論、無料で登山口近くに駐車したいところですが
土日は早朝組と前泊組によって、朝早くから満車になることが多く
今回も満車だったので、リターンして御泉水自然園に駐車しました。
御泉水自然園駐車場に停めて、身支度をして
いざ七合目登山口へ。
登り始めの樹林帯は比較的勾配もゆるく、
登山道も広いのでのびのびと登っていけます。
八ヶ岳らしく、様々な種類の苔が見れたりします。
ゆるやかな登山道もつかの間。
あっという間に急峻な上り坂に…。
ゼイゼイ言いながら登りつつも
時折木々の間から見える山岳風景は
かかさずチェック!
上り登山道のご褒美です。
休憩をはさみながら1時間半程登ると
蓼科山荘に到着します。
Tシャツや手ぬぐい、ハンカチなど
オシャレな山グッズが揃っているので
ここで時間とお金を費やしがちですが、
山頂をまだ踏んでいないので、ぐっと我慢。
実は、ここから山頂までが
蓼科山登山の本番です。(個人の感想です)
一般的に山の地図には標高線も記してありますが
この山荘から山頂まで標高線がギュッと詰まっています。
詰まっているということは、
急登を意味します。
そしてごつめの岩場。
手足全身を使いバランスをとりながら
転落に注意しながら登るので
岩場が長いと全身どっと疲労します。
「もう岩はお腹いっぱい」
と3回くらい思ったころにようやく登場したのは
「新鮮!!秋刀魚」ののぼり。
居酒屋ですか?
いいえ、蓼科山頂ヒュッテです。
山で新鮮な秋刀魚を提供する
ヒュッテの遊びココロ。
食べたい気持ちはありましたが
くたくただったのでとりあえずスルーして
山頂へ。
はい。ガスりました。
山頂ガスはあるあるなので
動じません。
山頂は平らで広く、ゴツゴツとした岩場です。
蓼科神社もあるのでお参り◎
お参り効果か、一瞬雲が途切れて
鮮やかな青空を拝むことができました。
山頂で小一時間ほど休憩をして
思うことは、
「あの岩場を下るのか~…」です。
何なら登ってる時点で
「この岩場を下るのか~…」と思っていました。
登山の事故は下山中に起こることが多いと言われています。
気持ちと靴紐を引き締めてレッツ下山。
休日で人が多いと、上りと下りのすれ違いや
ペースの早い人を前に送ったりするので
一層慎重に。
下山の際、ひざへの負担を緩和するために
ストックを使用するのは効果的ですが、
こうした大きな岩場では、かえって
邪魔になって危ないこともあるので
岩場ではストックは基本ザックに収納します。
「もう岩はお腹いっぱい」
とさらに5回くらい思ったころにようやく
蓼科山荘へ帰還しました。
ご褒美に長門牧場のアイスクリームを補給。
ピストンなのでここから下への工程は上りと同様です。
ひたすら下ります。
今回ストックを忘れたので、下山完了間際には
膝がガックガクに笑ってました。
さらに岩場では手を使っていたので
翌日はもう全身筋肉痛の塊でした。
キタヤツ(北八ヶ岳)余裕とかいって
すみませんでした。
今回の活動データは
行動時間:約6.5時間(休憩含む)
移動距離:7km
獲得標高(登った高低差):700m
筋肉痛:翌日・翌々日
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