2023.02.17
こんにちは!
サンプロ広報・Youtubeナビゲーターの青栁です!
今回は「効率化」をテーマに、
私も出演させていただいているルームツアーを題材に、動画編集について書き留めたいと思います。
実際に編集担当スタッフからのヒアリングを元にまとめさせて頂きましたので、ご参考になれば幸いです!
〈サンプロのルームツアー環境〉
使用機材:ミラーレス一眼(FX3,R3)、ワイヤレスマイク(Wirelss GO2)、ジンバル
撮影素材の尺:約2時間/1棟(1本録り)
編集ソフト:Final Cut Pro
動画100年時代と言われる昨今ですが、動画編集は時間との戦いだったりもするので意外と負担が大きいですよね…。
どうせやるのであれば、時間をかけずにできた方がいいので、どんどん効率化していきましょう!
ほとんどの方が動画編集で1番時間のかかっているのが『テロップ編集』と『カット編集』ではないでしょうか。
そのうちの一つである、テロップ編集。
コメントを手入力、話し手に合わせてクリップの時間調整をしなければなりません。
尚且つルームツアーの場合は、2人が掛け合いながら話をしているので、話し言葉全てをテロップを入力する、いわゆる”全テロ”(ぜんてろ)。
まともにやっていたら数時間かかってしまいます。
そんな時に巡り会ったのが、こちらのVrewという神ソフト。
画像引用:ぽこみち日和
動画データを入れると自動で文字起こしをしてくれる便利ソフト。
私たちの場合は起こしたデータをxmlデータで書き出し、それをfinalCutProで読み込み最終調整をしています!
〈Vrewを使う際の注意点〉
・Aiが認識しやすいように、なるべく綺麗な音で収録する(カメラの内蔵マイクは避けたい)
・カット編集が終わった状態の動画素材を入れるのがおすすめ(文字起こしをしても編集でズレがでくるため)
Aiと言っても精度は完璧ではないので若干修正が必要になってきますが、私たちはこれだけで実時間の半分の短縮に成功しました!
使わない手はないでしょう。
Vrew
https://vrew.voyagerx.com/ja/
すでに使われている方も多いかと思いますが、2つ目の極意は”ショートカット”
動画編集では、動画ができるまでにコピー、ペースト、カット、戻るなど、様々なアクションを何度も使いますよね。
わざわざ画面上でアイコンやボタンを探すのではなく、キーボードで次のアクションを命令した方が効率的です!
そんな時に役立つのがこのショートカットキーと呼ばれるものです。
この機能はワードやエクセルといった、他のソフトなどでも共通して使われていることが多いので、一般的なものも含めてご紹介させて頂きます!
【基本的に共通で使われているショートカット】
コピー:command+C
ペースト:command+V
一つ前に戻る:command+Z
カット:command+X
【FinalCutProで使う項目】
1フレーム進む:右矢印キー
1フレーム戻る:左矢印キー
タイムラインの拡大:1(カスタム)
タイムラインの縮小:2(カスタム)
※Windowsの場合は、commandの代わりにctrlキー
ソフトによっては任意のキーにアクションを割り当ててカスタムをすることが可能です。
最初は慣れませんが、自然に使えるようになると日頃の仕事の見方をしてくれます!
最後は編集には関係がないかもしれませんが、撮影時に考えられる効率化です!
例えば、車のナンバーが映ってしまったのでモザイク処理をしなければならないというケースの場合、
撮影の際に映り込みをしないように撮影をすることで作業をしなくて済みますよね。(もちろん状況にもよりますが…)
他にも、
・単純に撮影時間を短くできれば、カット編集の時間も短くなる
・音声の音量をしっかり調整すれば、編集の時に加工をしなくて済む
などなど、こういった考慮が編集時間の負担に大きく関わってきます。
ぜひ少しでも参考になる部分がありましたら、トライしていただけると嬉しいです!
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
〈サンプロのYoutube紹介〉
新築ルームツアーチャンネル:https://www.youtube.com/@sunpro36
リノベルームツアーチャンネル:https://www.youtube.com/@sunpro-renovation