浅間山と佐久平を一望できる絶景 黒斑山
2021.04.08
週末晴れたら山に行く
KUROFUYAMA

浅間山と佐久平を一望できる絶景 黒斑山

活火山浅間山を見て楽しむ旅。山の裾野にはおとぎ話のような森が広がる。


黒斑山
photo : トーミの頭より黒斑山を望む

当たり前のようで 当たり前ではない
長野で暮らすからかなうこと
季節の移ろいを 間近に感じられる
山と自然と 隣り合わせの暮らし

週の中ごろ 雨だと思っていた
週末の天気が ふと晴れに変わった

週末は お天気を味方につけて
季節の贈り物を探しに 山へ出掛けてみようじゃないか
のんびりなのに 大忙しのへんてこな日々の
はじまり はじまり


スケジュール

黒斑山散策DATA

難易度 ★☆☆☆☆
歩行時間 約3時間
歩行距離 5km
標高差 475m
ベストシーズン 6月〜10月  新緑から紅葉まで様々な表情を見せてくれます
見られる植物 ツマトリソウ・ミネズオウ・ゴゼンタチバナ・イワカガミ・ギンリョウソウ・レンゲショウマ など
見られる生き物 ニホンカモシカ・ニホンジカ・ニホンリス・べニヒカゲチョウ・ミヤマモンキチョウ など

 

オススメ散策コース

駐車場へ車を停めて、まずはビジターセンターで情報収集をしよう。登山規制がかかっていないか入山前に最終チェック。高山植物の開花情報などもチェックしたい。お手洗いもここで済ませよう。また登山道に水場はないので、水筒は
必ず持っていくこと。登山口へ向かう道中に湧き水スポットがあるので、ボトル持参で湧水を調達するのも◎

看板
表コース

センターから高峰高原ホテルの方へ少し歩くと、左手にコース案内が書かれた茶色の看板がある。そこが登山口だ。表コースと中コースの2ルートがあり、登りは見晴らしの良い表コースがおすすめ。
表コースの矢印の出ている方向へ進もう。整備も行き届いており、庭園風景の中を気分よく歩ける。30分ほど歩くと展望の良い道に出て、天気が良ければ八ヶ岳・北アルプス・富士山までも望むことができる。

登山口から1時間ほど歩くと、槍ヶ鞘の避雷小屋に到着。小屋から少し先の赤ゾレの頭からは、初めて浅間山を展望し、背後には北アルプスの山々・登ってきた尾根道も望める。

看板

表コース

赤ゾレの頭から、急斜面を登るとトーミの頭に到着。コース中一番の絶景ポイント。見渡す限り緑が広がり、浅間山の美しい裾野が広がります。また下を見下ろすと火山の恐ろしさとは裏腹に、小さく見える針葉樹の森がおとぎ話のような可愛らしい風景を作っている。大絶景に気が緩みそうだが先は高さ400メートルの崖になっているので注意しよう。登山者が多い場合は、山頂は混み合うため、ここで昼食にしてもよい。

浅間山も目の前に迫り噴火口の淵までよく見ることができる。山頂標識の前で記念撮影を済ませ浅間山の展望を満喫したら、中コース分岐まで戻ろう。

山頂

中コースまではのぼり返しがなく、楽に駐車場まで戻ることができる。途中高山植物がみられる広いがれ場(砕石の散乱しているような場所)に出るので、ここで最後の休憩をとってもよいだろう。周辺の山も眺望できる。

 

お疲れ様でした。気をつけて帰りましょう。

 

グッズ

①登山靴
足に合った靴で歩けば疲労も半減です。デザイン性も高く、防水加工もしてあるため、普段の雨の日にも力を発揮してくれます。

②ヘッドランプ
登山用のものは高価なものも多いので、ひとまず100円ショップ等で売っているものでも◎ ※事前に使い方をしっかり覚えておきましょう。

③レインウェア
雨はもちろん、風もシャットアウトしてくれて、防寒着にもなります。周りの方に借りるのも一つの手。

まとめ

浅間山の圧倒的な存在感を楽しむことができる黒斑山。活火山からなる浅間山の独特なたたずまいはアルプス系列のハイクとは一味違った雰囲気を楽しめる。

□ 登山口アクセス
上信越道小諸ICより浅間サンライン→チェリーパークラインを経て車坂峠へ。

□ 駐車場
高峰高原ビジターセンター駐車場(無料)

□ 湧水情報 ▶︎ 弁天清水
住所 長野県小諸市大字250付近

□ 立ち寄り湯 ▶︎ 高峰温泉
住所 長野県小諸市高峰高原704-1
受付時間 11:00〜16:00

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