2024.02.20
第2回 大開口窓のある家に住みたい!
~映画『トニー滝谷』(2005)
こんにちは、イノベーションラボのヤマグチです。
静岡生まれ、京都・東京を経てここ信州へ。
信州歴1年の新入社員でございます。
趣味は映画鑑賞、読書、土いじり。
これは全く関係ない写真(先日歯医者に行ったときの写真)
このブログについて
映画が大好きなヤマグチが、
映画に登場する「住まい」についてツラツラ語っていこうというものです。
さらりと読んでいただけたらうれしいです。
大開口窓へのあこがれの話
さて、今回のテーマは「大開口窓」。
大開口窓とは、
リビングから庭やデッキ、テラスにつながる開口部を大きく取った窓のこと。
ダイナミックで広々とした大空間をつくることができる上に、
窓の面積が大きい分、日の光をたっぷりと取り込むことができます。
最近暖かくなってきましたが、
まだ寒い日もあるこの季節。
「太陽の光を取り込みたい」というのは
信州に暮らす皆さん共通の思いではないでしょうか。
映画『トニー滝谷』の話
みなさんこの映画ご存じでしょうか。
『トニー滝谷』。
(画像:映画.com)
まずは予告編を。
監督 市川準
出演 イッセー尾形
宮沢りえ
2004年製作/76分/日本
配給:東京テアトル
劇場公開日:2005年1月29日
孤独に生きてきた男が知った
人を愛する喜びと人を失う切なさを描いた
シンプルなラブストーリー。
村上春樹による同名短篇を基に、市川監督自身が脚色。
妻と死別したイラストレーターのトニーは、
孤独に耐えかね、
容姿、体型とも妻にそっくりな久子を、
アシスタントに雇うことにした。
買い物依存症だった妻が遺した大量の高価な服を、
彼女に制服として着て貰い、
少しずつ、妻の死に慣れようと思ったのだ。(映画.com)
…というお話です。
登場する家について
予告編でご覧いただいたとおり
独特な撮影手法が用いられており、
家の全景が映ることはありません。
それでもわかるのは、
窓がとにかく大きい!ということです。
(ちょっとだけエドワード・ホッパーを思い出しました。)
窓の遠くに見える街と隔絶された、
二人だけの(一人だけの)空間っぽい。
画材以外にお金を使わないというトニーらしい
大切なものだけが集められた
シンプルモダンの住まい。
高台にある美術館みたいだなー。
(宮沢りえがとても美しい映画でもあります)
坂本龍一の音楽が物悲しく、
また物語自体も孤独を描いており
寂しい雰囲気の映画ではあるのですが、
映し出される映像はどこか爽やかでもあります。
それは、大開口窓の抜けのよさや
そこから吹いてくる清々しい風のおかげかも。
(画像:https://youtu.be/Yj3_7teTMHE?feature=shared)
おまけ
「そんなに大きい窓つけたら
冬場寒くてしょうがないんじゃないのー?」
…という声が聞こえた気がしたので、
窓にまつわる断熱性能のお話を。
窓は外気の影響を受けやすく、
室内の熱が逃げやすい場所です。
そこでサンプロでは、
主要開口部に真空トリプルガラスを用いた
樹脂サッシを採用しています。
(画像:株式会社サンプロHP)
かつて日本の住宅で主流だったのは1枚ガラスのアルミサッシ。
しかし、アルミは熱伝導率が高いうえ、
ガラスが1枚では、断熱性はとても期待できません…。
その点!
3枚ガラスの樹脂サッシは、
格段に高い断熱性を備え、冷暖房効率を高めながら、
結露の発生を大幅に防ぎます。
サンプロが誇る技術と人があれば、
トニー家のような大開口窓も実現できるかもしれません。
ぜひ、何でもご相談ください…!笑
もっと詳しく知りたい方は、
こちらをクリック!
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
サンプロでは、大開口窓のあるお家を数多くてがけております。
ぜひ施工事例ものぞいてみてください!
◆【ルームツアー】平屋×大開口×ラグジュアリーな家!大反響だった建築家住宅を大公開!今大人気のプライベートサウナも完備!
などなど…
余談ですが、
3〜4年前に一度だけイッセー尾形の一人芝居を観に行ったことがあります。
世界があちこちに飛んで、
見えないはずのものが、はっきりと見える。
めちゃくちゃく面白いです。
(画像:京都府立文化芸術会館)
それでは!