サンプロブレンド(クリエイターコラム)2026.08.24
サンプロでは「くらし」を「自分らしく生きること」と定義しています。お客様の性格やライフスタイルを丁寧に紐解き、設計士とインテリアコーディネーター(IC)が伴走して、世界にひとつだけの住まいを形にすべく一邸一邸向き合っています。【くらしをつくるヒト】のコーナーでは、日々お客様の想いに向き合うスタッフの熱意に迫ります。
今回は、リフォーム事業部のICとして活躍する入社4年目の白須賀さん。京都から信州の自然に魅了されて移住してきました。今回は白須賀さんの瑞々しい感性と、仕事への真摯な眼差しに迫りました。
【サンプロのヒト #1】 白須賀 多美子さん
リフォーム事業部 インテリアコーディネーター
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リフォーム事業部 インテリアコーディネーター 伊那支店勤務
白須賀 多美子
2019年 – 2022年
大学で「住環境」の理論や文化を多角的に研究。並行して専門スクールにも通い、実践的なインテリアコーディネート術を習得。
2023年4月
株式会社サンプロ入社。DD(ドラフト・デザイン)課にて設計・デザインの基礎を研鑽。
2025年9月 – 現在
リフォーム本部 伊那支店にて、インテリアコーディネーターとして活躍中。
白須賀さんの感性の原点は、ものを大切に慈しむ祖父母の暮らしにあります。
「祖父は革製品のコレクターで、一つの鞄を丁寧にケアしながら、何十年も使い続ける人です。そのコレクションの中から譲り受けた革のカバンには、いくつもの傷が刻まれています。しかしその傷さえも、手入れによって美しい艶へと変わり、唯一無二の輝きを持っています。」と嬉しそうに語る白須賀さん。
実は、インタビュー当日に着ていたコートも、大叔母から譲り受けた大切な一着。
『良いものを、手入れしながら永く愛する』
家族から受け継いだ教えがあり、白須賀さんはリフォームのコーディネーター職を志しました。
白須賀さんにとってのリフォームとは、単に設備を新しくすることではありません。
「今あるものの良さを活かし、住む人に合わせてより心地よく、より美しく変身させていくこと。そして、その先の何十年も愛される場所をつくること」
大切なものを、手入れしながら永く丁寧に使い続けていく——。その揺るぎない信念を胸に、今日もお客様お一人おひとりの暮らしを彩るお手伝いをしています。
感性の豊かな家族に囲まれ、幼い頃から何かをデザインする仕事に就きたいと思っていたと語る白須賀さん。インテリアコーディネートの道を目指そうと思ったきっかけは、毎月購読していた雑誌『ELLE』でした。誌面で紹介される海外の独創的でスタイリッシュな住宅。「こんなにも心躍る空間を、自分の手でデザインしてみたい」。その想いを形にするため、大学では住生活の理論や文化を学び、さらにダブルスクールで専門学校へ通い、実践的なコーディネート技術を習得していきました。
↑↑自分が心躍った人や空間をモデルに、イラストを描くのが白須賀さんの趣味
就職活動にあたって、白須賀さんの中にはひとつの葛藤がありました。
「最新のトレンドや最先端のデザインを学ぶなら、やはり東京へ行くべきではないか……」
そんな迷いのなかで出会ったのが、サンプロでした。
サンプロでは、くらしを『自分らしく生きること』、デザインを『ヒトを幸せにするもの』と定義しています。
「単に見た目を整えるだけでなく、お客様の生き方そのものに光を当てる姿勢に深く共感しました。ここでなら、私も挑戦できると直感したんです」と語る白須賀さん。
また、実際に目にしたサンプロの住まいの美しさも、彼女の背中を強力に後押ししました。細部までこだわり抜かれた空間を前に、理屈ではなく心が躍った。その時の高揚感が、今も彼女を動かす原動力となっています。最新の流行を追うことよりも、その土地に根ざし、誰かの幸せを本気でデザインする道を選び、京都から信州への移住を決意しました。
サンプロに入社し、2年間の経験を積んだのち、現在はリフォーム事業部のインテリアコーディネーターとして活躍中の白須賀さん。設備交換から大規模なリノベーションまで、照明・建材・内装材の選定など幅広く担当しています。
学生時代は「自分の好きな世界観」を表現することに重きを置いていましたが、プロとして現場に立つ今、何より大切にしているのは『お客様の視点に立ち、まだ見ぬ暮らしを想像すること』。
「リフォームを検討されるお客様には、積み重ねてきた生活の形があります。ヒアリングでは単にご要望を伺うだけでなく、『この場所でどんな時間を過ごしたいか』という空気感を共有することを意識しています」
お客様が言葉にできない潜在的なこだわりを、クロスの色味一つ、質感一つから手探りで形にしていく。お客様の想いに寄り添いながらも、プロとしての根拠を持って提案する。完成した空間を目にしたお客様が、これからの暮らしに胸を弾ませている姿を見ることが今は何より嬉しいと語ります。
↑ 古いものを大切にする思いは白須賀さんの暮らしの中でも。諏訪市のリビルディングセンターで購入したお気に入りの棚
白須賀さんが目指しているのは「現場での『収まり』までしっかり指示できるコーディネーター」。理想のデザインを実現するには、建築の構造や工事の流れといった、目に見えない土台の知識が欠かせません。
「前部署(DD課)では、現場の職人さんが困らないようにすごく詳細な図面を徹底的に引いていました。そこでの経験を武器に、現場と対等に議論し、細部まで精度の高い指示を出す。それが、結果としてお客様に『想像以上のリアルな感動』を届けることにつながると信じています」。
ご提案したコーディネートが、しっかり現場で作られ、お客様にお引き渡しできるように。誰よりも責任感を持ち、頼られるコーディネーターを目指しています。
それらの根底にあるのは、お客様がずっと愛し続けてくれる住まいを届けたいという願いです。白須賀さんの挑戦は、これからも続いていきます。
【Short Interview】
A. お客様への引き渡しの際に、期待を超えて感動してくれたとき。
現代はSNSなどで美しい画像や情報が溢れていますが、それらが生む感動は一瞬で「消費」されてしまう側面があると感じています。しかし、私たちがつくる建築は違います。そこには実際の暮らしがあり、住む人と共に時間を重ねて生きていくものです。
図面やパースで描いていた世界が、職人さんの手仕事によって現実の空間として立ち上がったとき。完成した住まいを目にしたお客様が、想像を超えた仕上がりに感動してくださる瞬間は、何にも代えがたい喜びです。お客様の人生に深く残る仕事をしているのだという誇りを感じます。
A. 住宅に対して本気で愛を持って向き合う人がいるところ。
リフォームには、「既存の建物をどう活かし、再構築するか」という特有の難しさがあります。図面が残っていないお家も少なくないため、まずは壁の中まで現状を徹底的に確認することから始まります。これは決して容易なことではありませんが、サンプロは手を抜きません。確かな現状把握があって初めて、お客様にとって本当に価値のある提案ができるからです。
また、サンプロは図面を非常に詳細に描く会社です。それは現場任せにせず、設計やコーディネーターがプロとしての責任を果たすため。お客様への誠実さは図面一つ一つに現れていると信じて、私も日々誇りを持って向き合っています。
A. 永く愛され、住み継がれる家をつくること。
ヨーロッパの住宅のように、時を重ねるほどに価値が高まり、住み継がれていく家づくりを目指しています。日本ではまだ「新築がピーク」という考え方が一般的かもしれませんが、私はそれを変えていきたい。
良い素材を使い、適切な性能向上リフォームを行えば、家はもっと長く愛される場所になります。私が祖父のカバンを手入れして大切にしているように、住まい手の方が愛着を持ってメンテナンスしたくなるような、「美しくていねいな暮らし」の土台を提案し続けていきたいです。
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